スギ・ダニアレルギー共に、5歳以上から実施可能
注射ではない減感作療法

スギ・ダニの舌下免疫療法が5歳以上から実施可能になりました!

【5歳から受けられます】
これまで、スギ花粉・ダニ共に舌下免疫療法は12歳以上が対象でしたが、2018年の春より5歳以上に保険適用が拡大されました。
※特に受験(中学受験)をご検討されているお子様等、5歳〜12歳でスギ花粉症やダニのアレルギー(あるいは検査の結果、ダニとハウスダストの両方にアレルギー反応のある方)の舌下免疫療法をご希望の方は受付までご相談ください。

国民病といわれる花粉症、そしてダニ(ハウスダスト)が原因の通年性アレルギー性鼻炎。これまでアレルギー性鼻炎(花粉症)の治療は「症状を鎮める治療、症状の発現を抑える治療」が主流を占めていますが、まずはそのアレルギー性鼻炎の治療について表にしてみました。

治療法 特色 効果
対症療法 薬物療法 初期療法
(花粉症のみ)
花粉飛散前に薬を使い始めることで花粉飛散期の症状を軽くすることができます。 @症状の出現を遅らせることができます。
A飛散量の多い時期の症状を軽くできます。
B併用する薬の量や回数を少なくできます
投薬療法 薬を服用することで症状を抑えたり、軽くします。
アレルギー性鼻炎(花粉症)を患っている大半の方がこの治療法です。
症状を軽くできます。
但し、眠気などの副作用がある場合があります。
手術治療 サージトロン治療 高周波をお鼻に照射することにより、粘膜の腫れ、むくみをとり、花粉やダニ、家のホコリなどに過敏になった粘膜の感受性を低下させる治療法です。 症状に大幅な改善が見られます。
但し、お薬の効き方が人によって異なるように、効果や持続期間も人によって異なります。
また、粘膜が元に戻った場合、花粉症の症状を再発する可能性があります。
根治療法 原因抗原の除去と回避 日常生活において、アレルギーを起こす物質から回避することで症状を軽くします。

外出時にマスク、メガネを使う、外に洗濯物を干さないetc
こまめに実行することで症状をかなり軽くすることができます。但し、日常生活の習慣を変える必要があるので、その点が人によっては難しい場合があります。
アレルゲン免疫療法
(特異的減感作療法・舌下免疫療法)
花粉やアレルギー物質に対して免疫をつける治療法であるため、他の治療法と比較した場合、長期的にわたって治癒が期待できる治療法です。 免疫療法により、症状が見られなくなるケースもあります。但し、治療期間が長くなり、稀に重篤な副作用を引き起こす可能性があります。(詳細は後述)

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