▼花粉症のメカニズム
▼治療薬について
▼治療について
オマリズマブにる治療については、新しい治療であるという観点から厚生労働省がガイドラインを設定しており、誰でもできる治療ではありません。
ゾレア®の投与を行うことのできる医師は、4年以上の臨床研修を有する耳鼻咽喉科医師か、または耳鼻咽喉科医でない場合は、3年以上の小児科診療の臨床研修を有しかつ3年以上のアレルギー診療の臨床経験があり、さらに4年以上の臨床研修を有している医師に限られるという厚生労働省の規定があります。当院の3名の医師は、いずれもこの規定を満たしています。
下記の条件を満たしている花粉症症状について重症・最重症と考えられる患者さんにのみ行うことが可能です。
上記の内容を満たしていない場合や、医師が合併症や既往症歴から望ましくないと判断した場合は、実施できません。ラテックス過敏症の場合も本剤を使うことはできません。
治療をご希望の方は一度ご相談ください。
オマリズマブは、身体のアレルギー反応自体を抑える薬です。そのため、治療中に処方されたお薬を服用することが大変重要になります。オマリズマブ使用中はとくに、医師の指示通りにお薬を服用されるようにしてください。
また、オマリズマブの投与後には、注射したところが赤くなったり、腫れたり、かゆくなったりすることがあります。他にも色々な副反応がでる可能性ももありますので、注射を受けた後にはしばらく安静にして様子をみていただく必要があります。