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山口県山口市の耳鼻咽喉科かめやまクリニック

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補聴器に関するよくある疑問

Q1.補聴器をつけると難聴が悪化することはありませんか?

A1. 補聴器を適切に調整(フィッティング)していれば、難聴を悪化させる過大な音は発生しませんので、安心して装用してください。しかし、適切でない補聴器を装用している場合は難聴を悪化させることがあるので、必ず調整(フィッティング)をしっかりと行った上で補聴器を装用してください。

Q2.補聴器の購入を検討するタイミングは?

A2. 補聴器の対象疾患の大きな割合を占める加齢性難聴は耳の聴こえが徐々に悪くなるため、ご自身でも実感がないことが多くあります。加齢による聴力の低下は早ければ30代から始まると言われています。WHO(世界保健機関)や日本聴覚医学会が補聴器の検討の目安とする聴力レべルは約40dB以上とされています。これは普通の声量で会話をしていて、聴き取りにくさを感じたり、聴き間違えをするというレベルです。
不安に思われる方は難聴チェックシートでチェックし、該当した場合にはできる限り早い段階で聴力検査を受けられることをお勧めします。

Q3.補聴器の値段・タイプは?

A3. 補聴器には様々な種類が存在し、機能やデザインによって価格も様々です。
ただし、高額な補聴器が貴方にとってベストな補聴器であるとは限りません。
当院では患者様の聴力、ライフスタイル、好みやご予算に合わせて最も良いと思う補聴器をご提案いたしておりますのでお気軽にお尋ねください。
補聴器のタイプにつきましては補聴器の種類をご参考下さい。

Q4.補聴器を両耳につける必要がありますか?

A4. 本邦では全体の7割を片耳装用が占めています。欧米では全体の6〜8割が両耳装用です。
片耳装用は、経済的負担が少なくて済むということが最大のメリットです。
両耳装用のメリットは、雑音下の聞き取り、方向感や距離感の改善など、聞き取りの改善に関するものがほとんどです。補聴器によって最大限聞き取りを改善させたいと考えれば、両耳装用のほうがよいでしょう。
ただ、左右差が大きい場合には、補聴器装用が聞こえの良い耳に干渉する場合も ありますし、片耳のみか両耳かはご本人が決められることで、どちらにすべきということはありません。
また、両耳の補聴器を購入される場合にも、最初から同時に購入される必要はありません。まず、片側の耳用に購入され、実際に使われてみて、ある程度慣れた後に、反対側の補聴器について考えるというやりかたで問題ありません。

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