スギ花粉の飛散が始まる直前から飛散時期に治療を開始しても効果が薄く、安全性が問題視されているため、治療の開始は6月〜12月の間にスタートします。
スギの舌下免疫療法は錠剤タイプのものと液体タイプのものがあります。錠剤タイプについては5歳以上から治療の実施が可能です。
1週目は増量期とし、2週目以降は維持期として、治療を続けます。
投与法としては舌下に錠剤を含み、1分間保持した後、飲み込み、その後5分間は、うがい・飲食を控えてください。
1週目〜2週目は増量期とし、3週目以降は維持期として、治療を続けます。
投与法としては舌下に滴下もしくは舌下でし、2分間保持した後、飲み込み、その後5分間は、うがい・飲食を控えてください。
通院頻度については、最初は、2週に1回程度通院していただきます。維持期になり、状態が安定した後は液体タイプは月に1回、錠剤タイプは新薬のため、2019年5月までは2週間に1回2019年6月以降は1カ月に1回の通院となります。最低でも2年、できれば5年間継続して治療を続けることで効果が得られやすくなり、治療終了後の効果の持続性も高まります。