現在、めまいについて、医学的に分かっていることの概略と最新のめまい治療についてご説明します。

山口県山口市の県庁近く、かめやまクリニックのめまい治療について解説したホームページです。

耳鼻咽喉科かめやまクリニック

ご挨拶

似顔絵
耳鼻咽喉科かめやまクリニック
院長 金谷浩一郎

私は、昭和62年に長崎大学を卒業した後、山口大学の耳鼻咽喉科教室に入局しました。当時の山口大学医学部耳鼻咽喉科教室は、関谷透先生という方が教授でした。関谷先生は、めまいがご専門で、教室のメインの研究テーマも「めまい」でした。外来には、毎日、沢山のめまいの患者さんが来られました。これらの患者さんの検査(平衡機能検査)を行い、その結果について医局のミーティングで発表し、ディスカッションをするというのが、新入医局員の主な仕事でした。その後、いくつかの病院で勤務医をするようになってからも、色々な「めまい」の患者様との出会いがありました。

地球という重力のあるなかで、ヒトが二本の脚で歩いたり、片脚で立ったり、飛び上がってから着地したり、という行為を、私たちは、無意識のうちに難なく行っていますが、これらの動きは、実は、とても精緻なバランス感覚を要するものです。めまいという症状は、一口でいうと、このバランスをとる働きのどこかに異常をきたしたためにおこります。ところが、このバランスをとる仕組みは、とても複雑なので、その仕組みのなかのどこに異常をきたしているのかを調べるのは、なかなか大変な場合もあります。

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めまいの診療において、私自身が、これまで色々と考えてきたことなどを含めて、現在、めまい診療として私が行っていることの概要を、ホームページ用に書き下ろしてみました。めまいで苦しんでいる方、また、めまいに興味をお持ちの方に、読んでいただけると幸いです。

 

また、以前、山口県医師会報に、「めまい雑感」というタイトルのコラムを書いたことがあります。山口県医師会報は、山口県医師会のHPに公開されているものなので、併せて、目を通していただければと思います。(山口県医師会報「めまい雑感」

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