

かめやまクリニックで行っている診療
かめやまクリニックでは、開院当初から、いびき・睡眠時無呼吸症候群に対する診療を積極的におこなってきました。
睡眠時無呼吸症候群を疑い、アプノモニターによる簡易型検査を受けていただいた方の数は、年間120名〜140名で、ここ数年微増傾向にあります。このうち、2割前後は、15才以下の小児です(図:アプノモニターの施行件数)。
いびき・睡眠時無呼吸症候群に対し、保険適応のある医学的治療には3つあります。 CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸法)、スリープスプリント、手術です。
CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸法)による治療を受けていただいている方の数は、年々増加傾向にあり、昨年は200名を超えました(図:CPAPの施行件数)。
スリープスプリントによる治療を希望され、適応があると判断された方については、歯科医院をご紹介しています。睡眠時無呼吸症候群であるという医科からの紹介状がある場合、歯科でのスリープスプリント作成が保険適応となります。
小児例の多くは、アデノイド・口蓋扁桃肥大が原因で、その場合は、手術でほぼ改善します。なります。小児例は、ご希望に応じ、手術可能な施設にご紹介しています。
かめやまクリニックでの睡眠時無呼吸症候群外来については、こちらをご覧ください。
2017年のイグ・ノーベル賞で、チューリッヒ大学 プハン教授らが、平和賞を受賞しました。これは、ディジュリドゥ楽器を日常的に練習することで、中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の症状が改善したというものです。
アボリジニの楽器が睡眠障害に効果?チューリヒ大教授がイグ・ノーベル賞
元の論文は、2005年にBritish Medical Journalに掲載されたものです。
British Medical Journalの論文
ディジュリドゥはオーストラリアの原住民アボリジニの伝統的な管楽器です。
演奏により、上記の睡眠時無呼吸症候群に対する効果が期待できる他、ストレス軽減効果などが確認されています。
かめやまクリニックでは、一般社団法人ディジュリドゥ健康法普及協会のご協力により、当院で治療中の方を対象として、ディジュリドゥ健康教室を開催します。開催日については、適宜、院内掲示、ブログ等でお伝えします。